男性に多い痔の症状です。
まず肛門周囲膿瘍がでてきたら痔ろうへと進行します。

原因
ストレスやアルコールの取り過ぎが原因で、肛門の内側にある肛門陰窩と呼ばれるくぼみに細菌が入り込むことで肛門腺が化膿し、広がって肛門周囲膿瘍となります。
肛門周囲膿瘍が自然に破れるか切ることで膿は排泄されますが、半数の方はそのまま治らず膿の管が残った状態(ろう管)になります。
このことを痔ろうといいます。
症状
肛門周囲膿瘍の場合は、痛みや腫れ、高熱が出る等の症状がみられます。
痔ろうになると、膿が出て下着が汚れます。
また、膿の出口がふさがってしまうことで再び膿がたまると、肛門周囲膿瘍と同様の症状が出るようになります。