保険診療適用による禁煙治療は
12週間にわたって計5回の診察を受けます。

治療方法はチャンピックスという内服薬により離脱症状やたばこへの切望感を軽減し、禁煙から得られる満足感を抑制できるようにしてゆきます。
禁煙外来では毎回、息の中の一酸化炭素濃度測定を行いますので、来院前1時間はタバコを吸わないようにしましょう。
保険による禁煙治療の場合、5回の受診を含む3ヶ月間の治療費は3割負担の方で、合計20,460円となります。(こちらは検査料、処方料、薬代も含まれております)
タバコ1箱400円とすると、1日1箱の3ヶ月間で36,000円ですから、たばこ代より安くつきます。この機会にぜひ禁煙をしたい!という方におすすめです。当院では禁煙中は医師、看護師が最終受診日までしっかりとフォローさせていただきます。
- 初診
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内服1週間後から、禁煙スタートです。
内服開始後の1週間はタバコを続けても良いですが、そのころには徐々にタバコを吸いたいと思わなくなってきます。
初診時
初回診療の時に、診察・禁煙治療について説明・一酸化炭素濃度検査(※)・内服の処方を行います。
- 2回目
受診 -
2回目…初回日より2週間後
通院
あとは、スケジュールに従って通院してください。毎回一酸化炭素濃度検査・内服の処方を行います。
- 3回目
受診 -
3回目…初回日より4週間後
- 4回目
受診 -
4回目…初回日より8週間後
- 5回目
受診 -
5回目…初回日より12週間後
最終通院
12週間でプログラム終了です!再び喫煙しないように生活習慣の見直しなども行っていきましょう。
※一酸化炭素濃度検査とは
一酸化炭素はタバコの煙に含まれる代表的な有害物質です。
機械に向かって20秒ほど息を吐くだけでその有害物質濃度の測定ができます。 禁煙により、息に含まれる一酸化炭素濃度が減少していきますので、毎回の測定結果を比較することで禁煙の効果を実感できます。